[2023/2/4 初級ELクラスが2月から開講しています。大学受験を見据えた英語の早期対策に最適のクラスです。]
(科目名が変更になる)小学校の算数から中学数学への移行が重要であるのは周知のことですが、新学習指導要領下で学習してきた新中学1年生にとって、小学校英語から中学英語への橋渡しも重要な局面と言えます。これまでの「聞く」「話す」中心の小学校英語が得意だった生徒さんも、最初の数ヶ月の勉強を怠ると、「書く」英語に対応できなくなります。
オールイングリッシュと高度な学習の両立
さらに気がかりなのは、2021年度から中学校の英語授業はオールイングリッシュで行われることになっています。小学校英語から引き続き、より具体的なコミュニケーション場面を想定して4技能を総合的に学んでいくカリキュラムになっています。しかし、母語である日本語を全く介さずに、「書く」ためのルールを習得し、徐々に難易度(抽象度)が上がっていく読解素材を読みほぐしていけるかどうか。これは指導者の腕にかかっていると言わざるを得ません。
これまで高校範囲だった仮定法や現在完了進行形など、動詞周辺の重要事項が中学範囲に移行しています。中学校で学ぶ単語数については従来から400語以上増え、1600~1800語になっています。音と綴りの関係性や規則性を意識して学習すると効率よく語彙力を増強できますが、オールイングリッシュの授業で理解&定着へつなげていけるか、やや気がかりなところがあります。
授業スタイルは小学校英語と変わらないオールイングリッシュですが、これまで要求されていなかった「書く」練習を早期からしっかり積まないと、気づいたときには英語が苦手になってしまいかねません。いわゆるドリル的な学習が、考えさせる英文や幅広い表現を身につける工夫が施されているドリルが必要不可欠でしょう。
英語史から紐解くOSDの授業
そこで、OSD岡山進学でざいんでは、新中1生の皆さんを対象とした体験授業を開催し、一つの対策法をご提案いたします。題して「書く!英語史から広げる新中1英語 ~決戦は6年後、親子で目から鱗の体験授業を 聞く・話す英語から“書く英語”へスムーズに移行するために、~」です。
・どうして大文字と小文字が存在し、区別して書くのか?
・どうして「私は」のときは大文字のIを必ず使うのか?
・どうして ○an elephantや ○the earthのように、ものの名前に冠をつけるのか、×a elephantや ×an catはなぜいけないのか? …
学校ではなかなか教わらない疑問を、歴史から紐解いていきます。英文の書き方の作法や、文の作り方(厳格な語順に関するルールや三人称単数現在形の-sなどの語形変化=専門用語では「屈折」と呼びます)に関する規則について、「なぜそうなるのか」を紹介することで、ルールの定着がスムーズになります。1時間という限られた時間ですが、少しでもたくさん英文を書くことで、これらの作法や規則を少しだけ学んでいく体験授業です。
体験授業の詳細
- 日時 2023年1月22日(日) 15:45~16:45+α【標準レベル/学びながら書く!】
2023年1月29日(日) 15:45~16:45+α【発展レベル/どんどん書く!!】- +αの時間帯で質問対応をいたします。ふだんの授業でも、この「+α」を大事にしております。学年が上がるにつれて、自由英作文など答えが一つに定まらない問題についての添削指導やフィードバックに充てています。
- 受講料 無料
- 先着順(コロナ禍のため教室定員40%に到達した段階で締切とさせていただきます)
- 1月3日時点ですでにご予約を頂いております。席数に限りがあるため、公立中高一貫中や岡大附属中の合格発表日以前に締切になる可能性もございます。お早めにご予約くださいませ。
- 内容
- History of Letters and Writing(文字の歴史=大文字と小文字の使い分け)
- Order of Parts of Speech (英文を構成するパーツと順番=名詞の前にくることばを中心に)
- Action Verb(~ingを使う場面=動作動詞と非動作動詞の違いを意識して)
- 3つ目の「Action Verb」は、英語が得意な生徒さんが多く参加いただいた場合に1/29に扱う予定です。より発展的な内容で、OSD岡山進学でざいんの初級ELクラスでは4月頃の学習事項です(中学校では6~7月頃に学習すると思われます)。
- 両日程とも基本的に扱う内容は同じですが、22日は講義中心、29日は英作文中心の発展的内容です。両方ともご参加いただけると、22日の内容を復習しながら新しいことを学べるのでおすすめです。
- 29日のみの参加でも支障がないように工夫いたします。ご安心ください。
- アルファベットの小文字をすらすら書けるかが不安な方は事前にご相談ください。
- 本体験授業の前にプロ講師によるアルファベット特訓(通常15,000円のところ5,000円/60分)を行うこともできます。お子様の現在の英語力により指導に必要な時間が変わりますが、60分以上指導がかかる場合でもこれ以上の金額はいただきません。
「決斷する人」応援キャンペーン
6年後の大学受験に向けて、中学受験でお世話になった塾からの転塾を決断する人のために、2/4(土)開講の必修講座【英語】を1月末日までにお申込み頂いた方を対象に、6,000円相当分の個別指導エリートチケット〔2023年3月末日まで有効〕をプレゼント。 中学数学のスタートダッシュなどにご利用いただけます。
体験授業の後は必修講座【Elementary Class(初級ELクラス)】へ
体験授業のあと、間を開けずに2月4日(土)より、必修講座が開講いたします。無学年制のOSDですが、【Elementary Class(初級ELクラス)】は新中学1年生中心の編成になる予定です。大安寺・操山・天城・津山・広大附属福山・岡大附属*1・岡山白陵・就実HG*2などの中高一貫校に進学し、6年後に医学部・難関大を目指す生徒さんを対象にしたクラスです。
*1 岡大附属中は高校受験が必要な学校ですが、毎年約7割の卒業生が全国的にも名高いナンバースクール岡山朝日高校に進学されるので、OSDでは岡大附属中を「みなし中高一貫校」として、中1から本格的な英語学習をスタートさせたい附属生の皆様をお迎えしております。
*2 就実HG以外にも、岡山学芸館清秀や清心女子などから医学部・難関大を目指したい方は、ぜひ中学1年のはじめからお通いください。英語を盤石にする土台が早期に固まれば理数科目の対策に多くの時間を割くことができ、医学部・難関大合格の可能性が高まります。途中入室の場合、プレイスメントテスト(入室テスト)での合格が難しくなっていきます。
発信型言語習得を標榜するOSDでは、書くことを中心に英文法語法を身につけていきます。抽象的な内容をこれから発信していくために欠かせない品詞と文型の理解を大切にしながら、お子様の英作文を毎回丁寧に添削指導いたします。
「Basic Basis of English Sentences WORKOUT; BBES」を活用した ライティング・リスニング·スピーキングの基礎体力作りも怠りません。音声学的見地から、口唇・舌・下顎等の筋トレ、息の使い方、発声法まで、発音指導を丁寧に行います。1000本超の基本例文をベースに、初級ELクラスの1年間で大学受験に必要な文法項目をすべて学習していきます。
OSDで、医学部・難関大対策の第一歩を踏み出してみませんか。