OSD岡山進学でざいんでは、受験への意識を高めてもらうべく、来たる2025年3月30日(日)・31日(月)にすべての新高3生と、医学部・難関大を目指す新高2生を対象に、春の特別セミナーを開催いたします。
中学受験・高校受験と違い、大学受験では、特に医学部・難関大を目指す場合には、全国区の戦いになります。苦手科目を放置したり好きな科目の難問ばかり解いたりと、無計画に勉強をしても志望校との距離は縮まりません。6教科8科目を計画的に勉強しているライバルとの距離は広がるばかりです。
そこで、OSDではこの春の特別セミナーで、すべての受験生に必要な英語について、〈敵〉と〈己〉を知ることから始めます。セミナー1日目(30日)は岡大英語を通じて〈敵〉を知っていただきます。2日目(31日)は旧帝大も含めて合否を決めたと思われる重要語にもスポットライトを当てて、今後の模試や本番に活かせる語彙習得のポイントをOSD代表が語ります。見聞きしたことがある単語でも瞬時に意味がひらめくか、問われた時に正しく使えるかは別問題です。知識面での〈己〉の弱さを知ることが、これからの成長の第一歩になるはずです。
〈敵〉はバランス型の良問
岡山大学2次試験英語は大問4つ構成で、読解2+作文2(和文英訳+自由英作文)のフレームで固定されています。しっかりとトレーニングを積んできた受験生にとっては読解問題は年々やさしくなってきている印象です。(医学部医学科の合格者はほぼ満点かもしれません!)ですから、伝統的な和文英訳とオーソドックスな自由英作文が合否を決めると言っても過言ではないでしょう。岡大合格を果たしてきたOSD卒業生はみな、直前期に英作文演習を徹底しています。
岡山大学よりも難しい大学を目指す人にとっても、岡大の問題を通じて〈己〉を知ることができます。岡大レベルで躓いている人で旧帝大レベルの問題をすらすらと読み解ける人はいないでしょうから、新高校3年生(~医学部・難関大をめざす新高校2年生)にはぜひこの春の特別セミナーで一緒に岡大英語に挑んでほしいと思います。
本セミナーでは、テスト演習(辞書等の使用可)+即添削&解説講義で、これからの英語学習の指針を提示していきます。
〈己〉を知れば、英単語と本気で向き合える
大学受験英語で一番重要なことは何ですか?と問われれば、〈語彙力〉であるとOSDは考えています。もちろん、基本的な英文法・構文を理解し、初見の英文をスムーズに読み進められることが前提です。
みなさんは中学1年生までに習うであろう important という語についてどんな知識がインプットされていますか。「important=重要」という人は文構造への意識が希薄で、英作文でも基本的なミスが散見されるタイプの人ですね。「important=重要な」は品詞を意識している点では評価できますが、丸暗記で終わっているとすれば、それは実にもったいないタイプだと私たちは考えます。次の文章はとある中堅国公立大学の入試問題からの抜粋です。とても読みやすい文章なので、中学3年生くらいならもう読めると思います。この文章の最後にある deported という単語の意味、みなさんはわかりますか?
The first time I read The Diary of Anne Frank, I was younger than its author was when, at the age of thirteen, she began to write it. I can still picture myself sitting cross-legged on the floor of the bedroom in the house in which I grew up and reading until the daylight faded around me and I had to turn on the lamp. I lost track of my surroundings and felt as if I were entering the Amsterdam attic in which a Jewish girl and her family hid from the Nazis, and where, with the aid of their Dutch “helpers,” they survived for two years and a month, until they were reported to the authorities, arrested, and deported.
『アンネの日記』を筆者が初めて読んだ日の描写から、あるユダヤ人少女とその家族がナチスから身を隠し、オランダ人「協力者」の助けを得て2年と1ヶ月生き延びることができたのだが、ついに当局に通報され、逮捕され、、、 この流れから deported の意味は想像ができるでしょう。その答え合わせは、OSD代表による以下の記事を読んで頂ければ理解いただけると思います。 https://oksd.jp/etymology_deportation/
春の特別セミナー詳細
本セミナーでは、中学レベルの単語から大学受験レベルまで語彙知識のネットワークをぐんぐん広げていきます。セミナー1日目(30日)で登場した英単語も扱うので、2日連続参加でちょっとした復習もできますね。セミナー2日目(31日)は今春の旧帝大の入試問題も含めて、合否を決めたと思われる重要語にもスポットライトを当てて、今後の模試や本番に活かせる語彙習得のポイントをOSD代表が語ります。
- 日程
- 1日目 岡大英語特講 3月30日(日) 13:45~16:45(テスト90分+解説90分)
- 2日目 英単語特講 3月31日(月) 9:45~11:15(90分)
- 1日目はテスト演習の途中から一部問題の添削採点を開始します(入試本番は120分4問構成ですが、本セミナーでは90分3問を扱う予定です)。
- 1日目はすべての新高校3年生~医学部・難関大を目指す新高校2年生が対象(英語が得意な中高一貫・新高校1年生も歓迎)、2日目はすべての新高校生以上の皆様が対象です。
- 1日目のみ、2日目のみの参加も可能です。
- 受講料
- 無料
- 特別講義・授業参加等と違い、本セミナーは無料でOSD代表の授業を体験頂けます。
- 先着順締切です。お早めにお申し込みください。
- 無料
- 申込方法
- コチラよりお申込みください。
生徒氏名・現在お通いの学校を必ずご明記ください。一両日中にお返事いたします。
- コチラよりお申込みください。
教室でみなさんとお会いできるのを楽しみにしております。
ともに考え、高みを目指しましょう。この春、決断する人を応援します。