【更新情報】
・2026年度の出題フレーム、新傾向問題などの注目点について、速報版として公開しました。(2026/2/25)
OSD岡山進学でざいんによる、2026年度岡山大学前期日程2次試験英語の解答速報です。受験生が独学で鍛えていくのが難しい英作文パートを中心に、作例と学習アドバイスを紹介いたします。
2024年度・25年度の2年限りとなった「CEFR[セファール]のC1レベル以上で共通テストの外国語及び2次試験の英語の両方がみなし満点」の措置が終了する今回の入試では、英語の難化を予想すべきだろうと発信し、やや難レベルの予想問題を作成し対策を重ねてきました。果たして結果は――
まずは例年通り出題フレームから確認していきます。
- 解答形式 記述8:客観2〔読解 6:4 + 作文 10:0〕
- 作読比率 作文5:読解5(大問数4)〔変化なし〕
- 試験時間 120分〔変化なし〕
- 分量 昨年並みと思われる*1〔読解問題の総語数は約150語減少したが、問3の対話文が196語(グラフ内の英語を除く)なのでほぼ同じ語数となった〕
- 難易 昨年並みと思われる
- 注目点
- 伝統的に問3で毎年出題されてきた和文英訳問題が姿を消し、対話文完成問題に変更しました。与えられたグラフの全体的な傾向を時系列の情報を盛り込んで英語で説明させる問題(1問)、文脈に合う自然な1文を完成させる問題(3問/うち1問は具体的な指示付き)の合計4問から成ります。傾向の変化に驚き動揺した受験生も少なくないでしょうが、問題のレベルとしては比較的穏当ですから、この問題に時間をかけすぎずに、続く自由英作文に進めたかどうかが、合否を左右するかもしれません。
- 問4の自由英作文は、例年通り丁寧なリード文で、何を書くべきかがはっきり受験生に提示されています。問3ほどの衝撃ではないですが、問4も大きな変更点が2つあります。それは、「Discuss the topic in well-organized paragraphs. という新しい指示」、そして、例年の10行程度から「12行程度に増えた分量」です。ゆったりとした解答用紙なので、120~150語は書くことになります。paragraphs と複数形で提示されていることから、2段落以上の構成で書くべきだと思います。これは英検準1級と同じスタイルで書けばいいのだろうと考えると、苦労せずに書きあげることができたかもしれません。
- 読解総合(問1・問2)では、2021・22年度と2年連続出題されていた【サークル・オール問題】*2の復活はありませんでした。客観式問題(全5問)はいずれも選択肢4つの Circle the best answer. スタイルでした。
- *1【総語数について】 2025年度は 803語(問1)+1013語(問2)で総語数は1816語、2026年度は 825語(問1)+843語(問2)で読解問題の総語数は1668語でした。
- *2【サークル・オール問題について】 Circle all the true statements. (2021年度)、Circle ALL of the correct answers. (2022年度) という指示の問題をOSDでは【サークル・オール問題】と呼称しています。当時、サークル・オール問題の出現自体が受験生を動揺させましたが、さらに衝撃だったのは正解の個数です。「オール」と指示しながら正解の選択肢が1つという問題がありました! 正解3個の問題もあり、その採点基準が気になるところです。ちなみに、2021年度のサークル・オール問題は2問(うち1つは選択肢5正解1、もう1つは選択肢5正解3)、2022年度は1問(選択肢5正解3)でした。