OSDの教養講座【iTPs】

OSD岡山進学でざいんは、2023年度春学期より、大学入学共通テスト新時代を戦う受験生のために、医学部・難関大に必要な高い思考力と発信力を鍛えるOSDの教養講座【iTPs (integrating Thinking Processes)を開講いたします。本講座は、日曜の朝にお届けする「脳ミソが汗をかく、知的興奮を味わう授業」です。医学部小論文・面接対策にもつながってほしいと願って開発した教養講座です。

OSDの教養講座【iTPs】とは?

講座名称には、「…を統合する」を意味するintegrateを-ing形にすることで、「一つの問題を多角的に考えて自分の思考をまとめあげていこう」というメッセージを込められています。新学習指導要領による「総合的な探究の時間」で、生徒の皆さんがより深い分析ができるようなお手伝いも間接的にできればと考えております。

授業の流れ

世界を読み解く題材を使用した論理と思考のトレーニングを行う合教科型のゼミ形式の授業です。【Reading(講義)→Summarizing(要点整理)→Discussion(討論)→Reaction Paper(小論文)】を2講連続で実施、3講目の授業冒頭でReaction Paper(小論文)のフィードバックを行いながら、次のテクスト読解に入ります。英語と日本語の複数のテクストを関連づけながら読み、テーマに対する理解を深めるOSDの教養講座【iTPsは、思考力を鍛え自分独自の考えが身についていきます。

Reaction Paper(小論文)について

小論文作成は英語・日本語いずれも対応いたします。いきなり800~1200字は書けなくても、200字レベルから始めていきますので安心してください。英検1級を目指す方はぜひ英語に挑戦していただきたいと考えています。Summarizing / Reaction PaperについてOSDプロ講師2名による添削を行います。内容構成面・表現面双方からの添削をいたします。全体でのフィードバックを授業内で行いますが、授業後のランチミーティングの時間に、個々のアイデアや小論文へのコメントをすることも考えています。

iTPs初回の実施テーマ

記念すべき初回は「マララ・ユスフザイさんがなぜ銃撃されたのか―マララさんの主張とタリバン側の主張とその背景、そしてその先を考える―」について授業を実施しました。高2生~大学生を想定した授業で、英文テクストを読みほぐしながら、教育をテーマに議論しました。日本語のテクストについては課題図書を購読いただき、さらに深い議論、そして小論文(英検1級エッセイ)へとつなげていきます。今回は、苅谷剛彦『学校って何だろう—教育の社会学入門』(ちくま文庫)を扱いました。

授業日程・受講料

2023年度の日程はすべて終了しました。2024年度についてはご案内の準備が整い次第、お知らせいたします。

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